TOEIC公式&非公式模試を最大限に有効活用する方法



TOEICの勉強を始める決意をした時は、TOEIC関連の参考書が多過ぎて何を買えば良いのか迷いました。
でもいざ勉強を始めてみると、販売されている模試の種類が意外と少ない事に気付きます。
1冊に2セットしか収録されていなかったり、模試1つにつき1000円前後と値段も結構お高いです。

TOEICは慣れが重要と言われている試験です。
慣れるためにはひたすら模試を解くのが効果的です。
でも1つの模試は1回解いて答え合わせをしたら覚えてしまい、練習になりません。
市販の数に限りある模試を全て解ききるまでに、目標点を取れるレベルに達しなければならないのです。

これに気付いた時私は、TOEICの模試はただ買って解くだけでなく、最大限に有効活用する方法を考えなくてはならないと思いました。
たった1回のTOEIC受験で目標点が取れれば市販の模試を全て使い倒しても問題ありません。
でももし、複数回受験する事になったら…もう練習する為の模試が無い!という事態に陥ります。
私はもし1回の受験で目標の800点が取れなかった時の事を考え、2回目の受験の為に10セット以上の新たな模試を残しておこうと、多くの模試に手を出すのをあえて避けました。

初心者レベルから3ヶ月間の勉強で800点を目指さなくてはならない私にとって、模試に取り組む為に使える期間は最後の1ヶ月間でした。
1冊の問題集を1度しか解かないのは身に付かないし、逆に何度もやり過ぎると答えを覚えてしまいます。
1ヶ月間でいくつの模試に取り組むのが最も身になりそうだろうか!?
私は模試を公式と非公式合わせて11セット分購入し、1セットにつき3回くらい取り組んでみよう、と思いました。
そして解説を読んで単語を覚えるのは、模試を1回解いた後ではなく、2回以上解いた後にしようと思いました。


1回目は答え合わせだけ!解説を見ずに模試を2回以上解くメリット



TOEIC攻略に限らず、問題集を1回解いた後にすぐ解説を読み、その後も何度も解説を読み込む勉強法を紹介しているサイトは多いと思います。
それが向いている人もいると思いますが、私は解説を一度読んでしまうと答えを覚えてしまい、次に解く時は満点に近い点数になってしまうので、実力が上がった錯覚に陥ってしまいます。
解説を読まずに2回解いてみる事で、1つの模試をある程度新鮮な気持ちで2回分取り組む事が出来ます。

2回目は解説を読まずに解くとは言え、1回目で答え合わせだけはしているので、どうしても自分の本当の実力より2回目は点数が上がってしまいます。
それでも解説を見ずに2回以上解いてみるメリットがほかにもあるのです。

TOEICはスピード勝負のケアレスミスが起こりやすい試験です。
2回目を解いた後にするべきは、1回目の解答と比較する事です。
大抵、2回目の方がミスが減っている筈ですが、同じ所をミスしていれば、その問題は現時点で全く理解出来ていない問題だと分かります。
1回目正解したのに2回目でミスした所は、1回目がまぐれだったか、もしくは2回目でケアレスミスをしてしまったと判断出来ます。
自分がどんな問題が苦手で、どんな問題でケアレスミスしやすいか、2回解く事でより把握しやすくなるのです。

私はラスト1ヶ月間で11セットの模試を解くという結構ハードなスケジュールで取り組んだので、まず解説を見ずに2回解き、解説を見て単語暗記後に満点を目指して1回解くという、計3回解く勉強法を実践しました。
ですがもしこれよりも時間がある方は、解説を見る前に3回解く事をおすすめします。
私は公式模試青の1セット目のみ解説を見る前に3回解き、解説を見て単語暗記後に2回、計5回解きました。
この方法は自分の実力の把握と暗記の定着度確認にとても役立ちました。

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