
TOEICの模試を初めて解いた時、リスニングの考える時間が非常に短く感じ、解けないうちに次々と次の問題が読み上げられてとても焦りました。
しっかり聞きつつ、問題文を読みつつ、解答していくにはどうすればいいのか!?
語彙数と英語の発音に慣れれば解ける様になるものなのか!?
と疑問を持ちつつリスニングの解き方をネットで調べていると、リスニングは「先読み」で解くのが基本だと知りました。
公式の小分けにされたリスニング問題集で先読みの練習を始めました。
でもただ順番通りに先読みしているだけでは不足がある事に気付きました。
TOEICのリスニングには、先読みすべきポイントが確実に存在する!
それに気付いてからは、ここではこれを先読みする、というルールが自分の中で定まり、あたふたする事が無くなり、模試での点数を上げていける様になりました。
いつ、どこを先読みすると解きやすくなるのか、具体的なポイントは次の通りです。
リスニングの先読みで真っ先に読むべき箇所
まずはじめの例題を長々と読み上げる所では、パート3と4の問題文に"〜"のセリフがある問題を探し、それに目を通します。
セリフを含む問題文は長いので、パート3や4が始まってからでは先読みが追いつかず、英語初心者の私には問題文と選択肢を全て把握する事が難しかったです。
はじめにそこに目を通して、セリフ付きの長い問題がどこにあるのか、大体どんな内容かが分かっていると、パート3と4でその問題で慌てる事無く取り組めます。
あとは一般的な先読み方法と同じです。
パート3とパート4の直前の説明を読み上げる所では、それぞれパート3と4の1問目の問題文と選択肢に目を通します。
先読みのペースは最後まで崩すべからず
しっかり先読みをしていても、聴いた英語の内容が把握しきれずに解答に迷う事はよくあります。
でも決してそこで止まらない事が大事です!
私はTOEICの様なスピード重視のテストを受けた事が今まで無かったので、はじめのうちは難しい問題で考え込んでしまい、そのせいで次の問題の先読みが出来なくなり、がたがたとペースが崩れていく事がよくありました。
そこで思い切って、分からない問題を考え込まずに次の先読みに移る訓練をしました。
そうしてからは、勉強を始めた頃はリーディングの方が点数が高かったのが、次第に逆転し、リスニングの方が点数が取れる様になりました。
TOEICはリスニングの方が点数を伸ばしやすいとよく言われますが、先読みを徹底する事で私もそれを実感&達成出来ました。